小3と年長の男の子二人を育てているmari(mari@こどログ)です。
先日、長男が英検5級を受けて合格しましたが、受験する際に知っておくと良い点が幾つかありました。
今日は小学生(特に低学年)が初めて受験する際の準備などを中心に書いていきたいと思います。
受験前日までに準備すべきこと
1. マークシートの塗り方を教える
英検受験はマークシートですが、小学生だとマークシートを塗るのが初めてという子も多いと思います。今は問題集にもマークシートはついていますし、英検のウェブサイトからもダウンロード可能です。
慣れてしまえば何てことはないので、家で問題を解く際に何回かマークシートを塗りながら解答させると良い練習になります。
マークシート用の鉛筆と消しゴムを買いました。普通の鉛筆より塗りつぶしやすく、消しゴムで簡単に消えるよう。透明のケースに入っていてそのまま持って行けるので便利です。
2. 問題冊子の解答に丸をつけることを教える
英検受験後にどれだけできたかの答え合わせをすぐにしたかったので、マークシートに塗るだけでなく、どれを解答として選んだのか、リーディングの部分については問題冊子に丸をつけるよう教えました。
が、長男当日はそれをすっかり忘れて見直しの際に丸を付けたため、全てに丸をつけられなかったというアクシデントが…。しかも、丸をつけていなかったのが最後のパートの文章の並べ替え。どういう順番に並べ替えたかの形跡もまるで書いていなかったため、本人の申告ベースでの答え合わせになってしまいました。
練習の段階から、マークシートに書きつつ、問題にも丸を付けるとういことをもう少し徹底すればよかったと思いました。
3. 解答用紙に書く項目を確認する
英検の解答用紙には氏名の他、誕生日、受験地番号、個人番号、自宅の電話番号の下4桁、受験会場名などを書く欄があります。受験票のどの部分を解答用紙のどの部分に書くかについて事前に練習をしておいた方が良いと思います。
特に生まれ年は元号です!誕生日は知っていても生まれ年、しかも元号で覚えている子供は低学年だとあまりいないんじゃないかなぁと思います。
会場でも、帰る保護者に対して「子供達が元号で生まれ年を書けるように教えてから帰ってくださいねー」とか「毎回、元号で書けない子供が多いです」などと言っていました。分からない子多いんだろうなぁ。
4. 腕時計を用意する
英検では時計は持参するように指示があります。当日、会場に時計はありましたが、試験管の方の時計で進行する旨のアナウンスがありました。
小学生(特に低学年)だと腕時計を持っていない子も多いと思います。
我が長男も持っておらず慌てて買いました。シチズンで、しかも1,000円ちょっとでお手頃。小3の息子にはちょっと大きかったけど、軽くて文字盤も見やすくていいです。デジタルよりはアナログの方が残り時間が分かっていいと思います。
会場で気を付けるべきこと
1. 待ち合わせ・トイレの場所の確認
受験中は親は付添えないので、入口付近など待ち合わせる場所をあらかじめ確認しておく必要があります。また、会場に着いたらトイレの場所も確認。ついでにトイレも済ませておくと良いです。
2. 親は記入補助や代筆ができる
解答用紙記入の練習をさせたのですが、実は解答用紙の記入補助や代筆を親がすることは可能です。受験会場には60名ほどの子供たちがいたんですが、記入を手伝っている親は10名以上はいました。
私は今後のためを思って子供に大部分を書かせましたが、試験会場名などは少し長かったので、代筆しました。親の付き添いがない子供たちでも記入に手間取って試験管の人が手伝っている姿が結構見受けられました。初めての場合は低学年の場合は出来る限り付き添った方がいいように思います。
ちなみに、親は試験開始5分前までは試験会場にいることができます。結構ギリギリまでいられるんだなぁと思いました。
3. 座布団やクッションでイスの高さの調整が可能
受験した場所が高校だったので、椅子と机の高さが高すぎるのでは?というのが不安でした。英検のウェブサイトではクッションなどで座位の調整が可能、とあったので座布団を一応持参しました。
結局使用しなくても大丈夫そうだったので使いませんでしたが、持ち込みOKなことは知っておくと便利です!
4. 試験中のトイレや消しゴムを落とした場合の注意点を伝える
試験中にトイレに行きたくなった場合、消しゴムや鉛筆を落とした場合、勝手に行動をした場合は不正行為となる可能性があることを子供によく伝えておいた方が良いと思います。
必ず手を挙げるように言い聞かせました。
5. 保護者控室はない場合もある
英検のウェブサイトを読むと保護者控室、待機場所が大体の会場であるのかなぁと思っていたのですが、なくてちょっと拍子抜けでした。帰宅するほどの時間はなく、周辺で適当に時間をつぶすしかなかったです。初めての会場だとなかなかそこまで分からないと思うのですが、会場内で待てないことも想定した方が良さそうです。
準備をしっかりして実力を発揮!
今回、小3の息子の英検受験に付き添い、事前に教えておくことって結構色々あるなぁと思いました。
英検のウェブサイト「英検 for kids!」を熟読して、今回上記のような準備してから臨んだのですが、心づもりをしたお陰でだいぶ落ち着いて受験できたと思います(子供も自分も)。
事前に知っておけば何てことはないことばかりですので、十分準備をしていきましょー。