貯金は子供が小さいうちに、と言いますね。
中学から塾やら何やらでお金がかかるから…と。
私も子供が小さいうちに将来の教育資金を貯めなくちゃ!と
昔は思っていたのですが、今は少し考え方が違います。
なぜでしょうか?
確実にお金は必要になります。でも…
確かに中学・高校時代はお金がかかります。
文部科学省の平成26年度「子供の学習費調査」によれば、
年間にかかる学習費は公立中学で「48.2万円」、公立高校で「41万円」です。
この金額は純粋に学校に払うお金と課外活動(塾を含む習い事など)
が入っています。
それに比べて、公立小学校での年間の学習費は「32.2万円」。
今が貯め時というのは確かに合っていると思います。
でも、我が家は反対の路線を突き進むこととしました。
いつお金を使うの?今でしょ!
↑ちょっと古い表現ですが、
今こそ、貯金よりも「教育(習い事、体験)」に投資したいと思っています。
それはなぜか?
まずは、「成功体験」をなるべく早いうちに経験させたいと思ったからです。
習い事を通して何かが出来るようになることで、
「やればできる」ということを身をもって体験できます。
これを幾つか経験しておくと、
学校や生活上で困難が生じても「やればできる」と諦めなくなる子供になります。
諦めないことで、何でもできるようになり、
それにより本人が自信を持って楽しく毎日を過ごせることにつながります。
前向きで健全なこの精神が、更にその上を目指せる気持ちを作っていく、
そう思っています。
だからこそ、私は中学・高校に向けて教育費を貯金するよりも、
今、お金をかけて「やり抜く力」を身につけさせたいのです。
「やり抜く力(GRIT)」は本でも話題になりましたね。
私はラジオで聞いたり、ネットで見たりした程度で、
読んではいませんが、共感しました。
「やり抜く力」というのもすごく大きな才能だと思います。
そして、この才能は身につけられるものだと思うんです。
「やり抜く力」がなければ、お金をかけてもしょうがない
中学や高校から学習費にお金がかかる一番の理由は、
「塾」などの学校以外の費用です。
塾の効果を最大限に得るためにも、
「やり抜く力」を身につけておくことは必要です。
「やり抜く力」を身に付けていれば、
塾に行っても最大限の効果があげられます。
もしかしたら塾にすら通う必要がなくなるくらい、
自分で勉強して知識を吸収できるようになっているかもしれません。
(↑これが我が家の理想)
あとは、基礎的な学習のための塾に通う必要はなくなり、
更に高度なことや習い事やイベントにお金をかけることができるかもしれません。
反対に「やり抜く力」がないまま塾や習い事をしても、
効果は得にくいですよね。
塾通いをしながら「やり抜く力」を身に付ける方法もあると思いますが、
塾って高いですよね。
塾で「やり抜く力」を身に付けるより、
小さいうちの習い事や経験の方が少ないお金で済みます。
小さいうちの方が吸収力も早く、時間もかからないですしね。
今、お金をかけた方が経済的にもお得だと思うんです。
将来もお金はかかるかもしれないけど、それでもやっぱり今に投資する!
「やり抜く力」が身についたことで、
もっと別のことにお金がかかるかもしれません。
でも、それは親として嬉しいこと。
何のあてもないけど、その時はその時で何とかしたいと思います 笑
私たち夫婦が「やり抜く力」にこだわるのは、自分たちの失敗経験からです。
私は根気強く何かを最後までやることが非常に苦手。
このブログも毎日更新したい!と書いたにも関わらず出来ていませんしね 笑
これは幼少期の「やり抜く」とういう経験がなかったことにも起因しているかな、
と思っています。
子供にはっぱを掛けながら、
今でも、「やり抜く力」を身につけたいと思っています。
夫は私と違って「やり抜く力」は持っている人だと思いますが、
その力を小さい時にもっと色々な方向に伸ばせなかった
(伸ばしてもらえなかった)
ことに関して色々と思うところがあるようです。
家計が破たんしない程度に、「やり抜く力」を身につけさせるために、
たくさんの経験を子供たちにさせてあげたいと思っています!