読書

これからの教育は塾よりも家庭学習?「世界に通用する一流の育て方」(廣津留真理)

子供を持ってから考え方が変わった、という考え方はありますか?

私は「親の子供への関わり方の重要性」です。
自分自身、非常に面倒くさがりなので、子供に勉強を教えるとか無理、って思ってたんです。
プロに任せるのが一番!と。
でも、今は違います。
子供の成績、考える力、論理的思考能力、これを伸ばせるかは親にかかっているんだなぁと
日々実感しています。

その考えはあながち間違っていなかな?と思わせてくれたのが今日ご紹介する本、「世界に通用する一流の育て方」(廣津留真理)です。

なぜ読もうと思った?

この本の著者である廣津留真理さんの娘さんで、当時ハーバード大生だった廣津留すみれさんの「ハーバードからの手紙」という記事を読んだことがきっかけです。

東京の私立中高一貫からハーバード大への進学ではなく大分県という地方から塾に通わず合格した、という経歴に非常に興味を持ちました。

「どういう教育を受けたのかな?」という単純な興味で、お母さまである唐津留真理さんの本を手に取りました。

こんな人におススメ!

・学校や塾だけに子供の教育を任せるのはいかがなものか?と思っている。

家庭学習の重要性は分かるけど、その方法が分からない。

・子供を海外大学に進学させたい。

本の帯にもありますが、海外大学への進学を考えていなくても非常にためになる話がたくさんです。

この本で学べること、得られること

・家庭で実践できる効果的な学習方法

・子育てする上での親としての心構え

・これからの教育で必要になること

Amazonの書評を見ると、「再現性がない」とか「一般家庭では無理」という意見もあったのですが、まぁ取り入れられるところだけ取り入れればいいんじゃないかなぁ。

印象に残った言葉

習い事は遊び感覚ではなく真剣に

遊び感覚でやっていたら遊び以下になってしまい、何も得ることがなくて時間を浪費するだけ。 習い事は真剣にやって、ようやく遊びとして成立すると思うのです。

同感!

習い事って安くはないので、私も子供には真剣さを求めています。

これを心掛けるだけで、上達のスピードも全然異なってくると思うので。

 

一個人として節度を持って接する。

…子供だからといって見下したり、多少の甘えは許されるだろうと思ったり、ましてや自分の所有物であるかのように扱ったりしたことは一度もありません。…私は娘が幼い頃から、家庭内であっても、みっともない姿を見せないように気を付けていました。…赤の他人に見られて恥ずかしい姿はわが子にも見せない。そう心がけてきたのです。

これも分かる。

家でのことは全て外に筒抜け、と思っているのでダラダラしないようにしてます。

子供に「きちんとしなさい」って言ってるのに自分がきちんとしていないと示しがつかないですもんね。

あと、人のうわさ話や悪口などは子供の前で言わないように心掛けているかなぁ。

子供が寝た後でこっそり夫に愚痴ってますけど 笑

 

 ビジネスと同じ発想で家庭学習をマネジメント
・重複していることや費用対効果の低い”ムダ”を削る
・優先順位をつける
・効率的にスケジューリングする
・ムダを削った分、余暇を増やして有効活用する

私、空き時間があるとムダなことばかりしちゃうんです。

ダラダラとネットサーフィンしたり。

だから、子供のうちからムダのない効率的なスケジューリングをしながら生活するというのは非常に大事なことだと思う!

これも読みたい!

まとめ

子育てを始めて「家庭での教育大事だなぁ」って思う方多いんじゃないでしょうか?

でも、具体的にどういうことすればいいのか分からないですよね。

そんな人にこの本をおススメします。

今回は紹介しませんでしたが、英語の勉強法やハーバードの受験の話もたくさん書いてあり、

色々と勉強になりました!